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サスペンションとは

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サスペンションは、上述した路面の凹凸などのショックを吸収して乗り心地を良くする目的がありますが、主にスプリングは衝撃を吸収する目的で、ダンパーは吸収した状態を緩やかに元に戻す役割があります。高級車などには、エアサスと呼ばれるエアー(空気)を使用した「乗り心地」を特に重視したサスペンションなどがありますが、乗り心地だけを優先した場合は、エアサスが最も適しているといえますが、スポーツドライビングを条件にあげると決して「乗り心地のいいサスペンション」が適しているとは限りません。

スポーツドライビングの場合は、サスペンションが路面の凹凸などの衝撃をいかに速く終息させるか、そして路面コンディションによる車体の浮き沈みがいかに少なくできるかがポイントとなってきます。つまり、路面が波打っているような場面で車体がフワフワしない、凹凸による衝撃を速い段階で消化するサスペンションがスポーツドライビングに向いているサスペンションといえます。

サスペンションの凹凸の衝撃による硬さは、スプリングのバネレートの数値によって決まります。バネレートは、「kgf/mm」で表現され、1mmスプリングが縮まる際に必要な力を表現します。一般的に、フロントのバネレートが10kgf/mmの場合、十分硬いスポーツサスペンションとされています。(10kgf/mmというと純正ではほとんど採用されないバネレートです)

また、スプリング以外にもダンパーの減衰力というものが存在します。減衰力とは、簡単に説明すると縮んだものが伸びる力(もしくはその逆)のことで、スプリングが伸び縮みする際のフィーリングに影響します。減衰力が高ければ乗り心地としては、硬くて衝撃の吸収が速く、低ければ柔らかく衝撃の終息はおだやかということになります。現在販売されているサスペンションの多くは、この減衰力の調整式が可能なものが多く、「伸び」「縮み」それぞれ独立して調整できる高性能なタイプものものまで存在します。

よりスポーティーな走行を目的とするのであれば、サスペンションはスポーツタイプのものを、乗り心地を重視して快適なドライブを楽しむのであれば、エアサスなどの柔らかいものを選択することになります。

車高調とは

車高調とは、車高が調節できるタイプのサスペンションです。スプリングとダンパーがセットになっていてそれダンパーのロアシート(スプリングを支える支柱)やブラケットの高さを変更することで車高が調節できます。車高調には、いくつかの種類があって、主にCリング式・全長調整式・ネジ式の3タイプ存在します。この中で「車体に車高調を取り付けたまま車高調整が可能なもの」は、全長調整式とネジ式で、Cリング式は車高を変更する際には、車体から車高調を取外す必要があります。

車高調整の機構に関しては、ネジ式とCリングが、スプリングのロアシートを変更することで車高の変更ができるもので、ロアシートが下がることでスプリングのストローク量の変化が発生します。一方全長調整式は、車高調の一番上の付け根のブラケットの位置を変更することで車高調整が可能で、こちらは車高によるスプリングのストローク量の変化はありません。よってより高性能で、セッティングの幅が広い車高調は全長調整式となります。

ローダウン

最近は見た目の美しさにこだわったVIPカーやカスタムカーも多く存在します。こういったビジュアルを意識している車両のほどんどは、車高が低い、いわゆるローダウンになっています。ローダウンにするには、車高調を選択することが一番いいのですが、あまり走りにこだわらない人や、とりあえず車高を低くしたいという人には、ローダウンスプリングの選択もあります。

ローダウンスプリングとは、純正のダンパーに装着されているスプリングよりスプリング長が短いスプリングの事で、装着するだけで車高が下がるという優れものです。また車高が下がるだけでなく、走行性能が向上するもの(スプリングのレートによりますが)も存在します。しかし、完全な車高調に比べると乗り心地の悪化や性能面で劣るなどの点がありますので、後にインチアップや走行性も重視したい人は車高調を選択するべきでしょう。

減衰力コントローラー

サスペンションチューニングで現在注目を浴びているのが、車内から減衰力調整が可能な減衰力コントローラーです。

今までの減衰力調整が可能なサスペンションは、サスペンションのアッパー部分の調整ピンなどによって減衰力を変更する必要があるため、減衰力調整時は、自動車を停車させボンネットを開いたりトランクを開いたりする必要がありました。しかし、減衰力コントローラーはエンジンをかけたまま車内よりリモコンで任意の減衰力に自動調整することが可能になっています。近いもので高級車のエアサスによる車高調整がありますが、ほぼそれらと同じ感覚で減衰力を変更することが可能になっています。

現在はまだ商品自体は少ないのです、サスペンションチューニングメーカーで有名なテインより「EDFC(エレクトロニック・ダンピング・フォース・コントローラ)」、クスコからは「econ」などがリリースされています。車両から降りる必要もなく減衰力を変更することができるということから、今後サスペンションチューニングとして、主流になる可能性があります。

※減衰力コントローラーによっては、既に装着している減衰力調整可能なサスペンションに後着けできるものがあります。詳細は各メーカーにお問合せください。

サスペンション
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