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フェアレディZ(Z33 CBA-Z33)

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4代目フェアレディZ(Z32)は、北米で1996年に販売中止、2000年8月、国内での生産が中止になりましたが、北米を中心とするS30時代からの多くの熱狂的オールドファンの復活の叫びと、Zに乗っていた経験があるという日産ゴーン社長の決断もあり2002年7月、ついに5代目となるフェアレディZ(Z33 CBA-Z33)は誕生しました。

搭載されるエンジンはVQ35DEを採用、このV型6気筒エンジンは、スカイライン350GT-8、エルグランドにも搭載された3500ccです。ベースとなるスカイライン350GT-8のエンジンに較べフェアレディZらしさを表現するために、ファインチューニングされています。

吸排気系を高効率にするため、吸気経路をストレート化し、インテークマニフォールドの段差を修正しています。VTC(可変バルブタイミング)の変換角と制御マップの見直しなどにより低回転域のトルク向上と、高回転域の伸びのよさ、レスポンス向上などを実現しています。

組み合わされるトランスミッションは、6MTと5ATの2種類あります。MTはギアボックスを従来の5MTと同等のサイズと質量におさめながら許容トルクを向上、ギアレシオは1〜5速をクロスレシオとしています。

ATでは、スカイライン350GT-8のトロイダCVTは採用されなかったものの、マニュアルモード付きの5速タイプです。マニュアルモードでは停止中の1速以外で2、3速は3000rpm以上、4、5速では2000rpm以上で完全ギア固定状態となり、加減速時のトルコンスリップによる介入がないぶんMTと同様にダイレクトにエンジンの特性を楽しむことができます。

ブレーキシステムでは、コントロール性と安定感を目標にTMDフリクション社製のブレーキパットを採用、前後重量配分の最適化などにより、リアブレーキ配分が高まり、安心感のあるブレーキフィールが具現化されました。また、バージョンSとバージョンSTには前後ともにブレンボ社製のキャリパーとブレーキローターを採用しています。

エクステリアでは、伝統のロングノーズ・ショートデッキを基本に前後オーバーハングを切り詰め、コンパクトなキャビン=アッパーボディとフェンダーの豊かな張り出しを強調した低重心なロワボディ、ドアハンドルやヘッドライトに象徴されるフェアレディZらしさと新しさが見事に融合しています。

2座のインテリアは、まさしくタイトなスポーツカーの世界で、フードに収められた3速メーターはタコメーターをセンターに配置し、T字型インパネの頂点にはドライバー側に傾けられた3連メーターが8種類の機能を受け持ちます。

スポーツカーとして、日産の技術の粋を集めたフェアレディZは、車両安定技術VDCなどの採用はありますが、スカイライン GT-Rのような電子技術サポートがなく、ハイテクマシンではないです。生身の人間がいかに気持ちよく走れるか、そのためのマシンがZ33型フェアレディZといえます。

フェアレディZ(Z33)インプレッション

フェアレディZ(Z33)の乗降性は1315mの車高と、大きく開くドアによって想像以上によく、メーター類に眼をやりつつアルミペダルに足を乗せれば、もうそれだけでフェアレディZの熱い世界を感じました。

一般的に考えるとシートのホールド感、腰部分のサポート感も悪くなく、ドライビングポジションも比較的低めに設定されているので、運転はしやすいですが、ハード走行を想定すると、やはり社外品のレカロやブリットのシート&シートレールが欲しいと思いました。6MTの操作感はストロークが短く確実で、手首でシフトできるタッチがよく、クラッチは280馬力のスポーツクーペとしてはまずまずの硬さでした。

ハッチバックモデルのボディとは思えない、極めて高い剛性感が印象的で、3.5Lエンジンの低速からの力強い鼓動、トルク感がボディを伝わって静かに体に伝わってくるような感じです。乗り心地は、スポーツカーなので少し固めですか、フラット感が高く、重厚でちょうど心地良い感じに思います。

フロントミッドシップの素性の良さがドライバーに正確な、コーナリングを実現させ、普通のクルマならリヤサスがフルバンプし、横っ飛びするようなシーンでも挙動は乱れません。ただしサーキットなどで、かなりハードに攻めるとフェアレディZと格闘するかのようなドライビングを要求されますが、このクルマは、想像以上に懐が深いです。

21世紀に復活を遂げたフェアレディZが、これまでのモデルを劇的に上回る性能、操る楽しさ、走る悦びを持ち合わせていることは間違いなく、Zファンの期待に十分に応えるルックス、質感、価格設定は、スポーツユーザーに大変魅力的だと思います。

車型式CBA-Z33
駆動方式FR
ミッション6MT/5AT
車重1450kg
タイヤサイズF:225/45R18 R:245/45R18
ホイールスペース2650mm
エンジンVQ35DE
排気量3498cc
最高出力280ps/6200rpm
最大トルク37.0kg・g/4800rpm
登場2002.7
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