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シビックタイプR(ABA-FD2)

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誰が乗っても速く走れる安定性と運転の楽しさを高次元で実現させ、筑波サーキットで「インテグラ タイプR(DC5)より1秒速く」という命題を課せられて誕生したのがホンダ新型シビックタイプR(ABA-FD2)です。

エンジンは実績のあるk20Aを投入、基本設計こそ変わりませんが、吸排気にVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)を持ち、VTC機構(可変バルブタイミング・コントロール機構)も備えています。最高出力は225ps、最大トルクは21.9kg・mで、DC5より5ps、0.9kg・mアップしています。

メカ的な進化のポイントは、スロットルバルブでドライブ・バイ・ワイヤ(電制タイプ)化され、それに合わせてインテークマニホールドの形状も変更されました。具体的には管長が伸ばされており、これは中間域でのトルクアップにつながるもので、新型シビックタイプRは最大トルクの発生回転が6100rpm(DC5は7000rpm)となっています。

駆動方式は、もちろんFFで、駆動系はクラッチペダルを持つ6速MTを採用、シフトの目安となるレブインジケーターも備わっています。2階建てメーターなど基本的にはシビックのままですが、大型タコメーターを採用し、旧来のモモ製ステアリングとレカロ製シートはホンダ内製に変更されました。

エクステリアでは、ワイドタイヤを納めるためのフロントフェンダーやフロントバンパー、それにリアスポイラーなどを採用、中でもリアのディフューザーは大きくフロア面をカバーするもので迫力満点です。

ブレーキでは、フロントにイタリアの名門ブレンボ社と共同開発した軽量・高剛性のアルミ製対向4ポットキャリパーを採用、ディスクはDC5のフロントφ300mm、リアφ262mmを凌ぐフロントφ320mm、リアφ282mmを採用しました。

ベース車のシビックから大型化したマスターシリンダーとあわせ、踏み込みから確かな剛性感とともに強力かつリニアな制動力を実現しました。また、電子制御で前輪と後輪の制動力配分を行うEBDと急制動時の車輪ロックを防ぐABSを採用しました。

タイヤは遂に18インチまで拡大され、非対称パターンのブリヂストン・ポテンザRE070を採用、旋回時に荷重が掛かる外側の溝を少なくして接地面積を多くとり、大型ブロックを配置し剛性を最大限確保しました。

サイドウォール剛性も上げ、材質には高いグリップが得られる超高性能シリカコンパウンドを採用、その結果、高荷重に対してもリニアなコーナリングパワー特性を発揮し、限界性能、初期応答性にも優れ、ドライ&ウェットともに高い制動性能を実現しています。

市販車でありながらここまでサーキットスペックにこだわったクルマは近年めずらしく、メディア向けの発表試乗会を鈴鹿のフルコースで行なったこともホンダの自信を感じます。コストパフォーマンスが高くサーキットユーザーには、まさにオススメのマシンです。

インプレッション

新型シビックタイプRは、びっくりするぐらいのデキのよさで、まるでレーシングカーのように正確に動き、ブレーキを踏めば安定姿勢で減速し、そこからステアリングを切っていくと反応が早くて、なおかつ的確な量で動き、スタピリティも備わっています。

新型シビックタイプRは足まわりの剛性が非常に高く、たとえば旧モデルのインテグラ タイプR(DC5)で走っていると、ハンドルを動かしてないのに入力に負けてタイヤの切れ角が変って行くというのが明確に感じるケースがありました。新型シビックタイプRには、それがなく、ハンドルを切ったぶんだけ動くので修正舵の必要がほとんどなくなりました。

今までのタイプR(DC5・EP3)だとタイヤが冷えているとリアが滑ってフルカウンターを当てるようなケースでも新型シビックタイプRはリアが強烈に安定していて手前で収まる感じです。

エンジンは、さすがに重量のせいか、中速域では若干DC5のほうが体感的にパワーがあると思いました。ですが新型シビックタイプRの加速性能でも十分速く、音質的にもトップエンドまで吹けていくエンジンは凄く気持ちがいいです。

今回からレカロシートではなく、ホンダの内製となったバケットシートに関しては、とくに不満を抱くことはなかったのですが、ただ走りがここまでサーキット重視に仕立てられたモデルであるならば、NSX タイプRのような固定式のバケットシートを装着すればもっと良い感覚が得られるような気がしました。

新型シビックタイプRは4ドアセダンであるものの、性格的にはサーキット専用車です。4ドア/5人乗りで常用性も考えて購入すると、乗り心地のハードさに同乗者から不満の声が挙がるような気がします。公道重視で購入するならオプションのモデューロサスや社外の車高調に交換することをオススメします。

車型式ABA-FD2
駆動方式FF
ミッション6MT
車重1270kg
タイヤサイズ225/40R18
ホイールスペース2700mm
エンジンK20A
排気量1998cc
最高出力225ps/8000rpm
最大トルク21.9kg・g
登場2007.3
車両価格283万5000円(税込み)
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